【賃貸物件】借りる時のトラブル事例①

お部屋探しの数だけ物語がある。部屋物語。

今回は、「賃貸物件」借りる時のトラブル事例①を皆様にお届け致します。

入居者Aさん:【隣に住む人の騒音で夜が眠れません】

入居してしばらくはなかったのですが、住んでみて1ヵ月も経過した際に、隣の部屋の人が夜中までテレビを大音量でつけていたり、友達を呼んで大騒ぎしたりしてゆっくり夜が眠れません。

部屋物語:【管理会社か大家さんへ連絡しましょう】

賃貸物件の貸主には、入居者に対して貸した建物を使用する事、そして収益させる義務がございます。

貸主は、貸して使っていただく。という大前提の前に、住宅の場合においては、入居者に最低限安心して生活できる環境を提供する義務も含まれている事を知っておいてください。

このケースの場合、隣室の騒音問題で本来快適な睡眠を妨げられているわけですから、先にも書きました通り、最低限安心して生活できる環境とはとても言い難いと思われますので、貸主は隣室の住人に対して、その騒音に対する行為を止めていただくように伝える義務がございます。

貸主が入居者の管理を管理会社に委託している場合においては、委託業務の内容によっては、管理会社にもその義務があると思います。

いずれにしても管理会社か貸主にまずは相談してこの問題に対して注意して無くしていただくように依頼をすることがいいと思います。

入居者Bさん:【上の階から水が漏れてきた】

何気ない休日でした。フローリングに水がついていたのでふき取ったのですが、その後もポツポツと水が落ちている事に気が付いて調べてもらいました。

すると、上の階に住んでいる人が洗濯機を回しっぱなしにした事によって水が漏れているとの事でした。

この場合は、貸主や管理会社に連絡した方がいいのでしょうか。

部屋物語:【トラブル回避の為にもすぐに連絡すると良いでしょう】

今回は、ポツポツと水が少し漏れている程度で済んだと思います。しかしながら、水漏れや結露においては、すぐに事象を連絡しないと、場合によっては、水漏れが原因で壁紙がはがれてしまったり、黴が発生したりする可能性があります。

最も、水漏れがあった事実を貸主又は管理会社に報告していなかった場合で、壁紙の問題や黴の問題が解決されていなかったとしますと、最悪のケース、入居者の責任とされる場合もございます。

この事例では、明らかに上の階に住んでいる人の過失にはなりますが、速やかに連絡をしておいたに越したことはありません。

ワンポイントとして、水漏れの周辺や濡れた床や家具など。

日時が明確になる方法で携帯の写真などに撮影して証拠として残しておくと良いでしょう。

貸主や管理会社が連絡後にすぐ確認に来るという保証はありませんので、後日改めて状況を時系列で伝える場合にもわかりやすいですし何よりの証拠になりますので、写真は残しておいて損する事はないですね。

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