201711Dec TIPS【知っておきたい豆知識】一人暮らし編.Vol1
敷金なし礼金なし 初期費用は安いけど・・・。
引越しを伴う転居の場合、引っ越し費用や賃貸物件の初期費用など予め、準備が必要な資金がありますよね。
できることなら安くしたい。
そう考えることはとても自然だと思います。
できるだけコストを削減したいと考えれば、自ずと家賃も安く、敷金も礼金もかからない賃貸物件を探せば、すべてが格安に住んで、入居時の資金がぐっとさがりスムーズに引越しができますよね。
ここで知っておきたいことは。
「初期費用が安い賃貸物件は、その安い理由がある。」という事を念頭に置いておきましょう。
さて、そもそも賃貸物件を契約する際に、一般的にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
ベースとなる考えをまず持つといいでしょう。
(例)家賃6万円の賃貸物件を契約する場合。
敷金:2ヵ月分
礼金:1ヵ月分
仲介手数料:1ヵ月分
前家賃:1ヵ月分
それに鍵交換代や火災保険に加えて必要があれば駐車場代、物件によっては保証会社への加入が必須の場合もございますので、その他の費用がかかってくる計算となります。ですので、目安として、この6万円の家賃の賃貸物件を借りる際に必要な初期費用は、40万円くらいと考えておいて間違いはないと考えられます。
ここをイメージして上記を確認してみましょう。
敷金0 礼金0 仲介手数料0の物件があったとします。安くていい。と思うか。安いのには理由があるのでは。と考えるのかには当然、お客様のお考えによって異なりますが、どちらにしても安いのには安いなりの事情がなんだかありそうですよね。
では、どんな理由があるのでしょうか。
ものすごく単純に考えてみると、「不人気な賃貸物件」であることは間違いなさそうですよね。
例えば、隣人からの問題が多発している物件、住宅設備が古くて使えない可能性の高い物件。などなど色んな理由があるでしょう。
大家さんから見れば、敷金や礼金というお金で儲ける事が難しいとすればなんとかその空室の物件に住んでもらいたいと考え、敷金も礼金もいらないから住んでほしいと基本的な条件をある程度緩和させていくのは頷けますよね。とは言え、すべての物件がその可能性を秘めているわけではありません。
日当たりの問題でなかなか人気がでないというのもありますしそういった物件に、日当たりを一切気にしない入居者様だっているわけですからお客様のお考えによっては一概に不人気物件と決めつける事はできませんよね。
そう考えると、いったいどんな賃貸物件にどれくらいの資金を支払うのが打倒なのか。用意周到に考えるべきことですよね。なかなか不動産の知識や経験がないとその点を凌駕できるだけの答えに辿りつくことは至難の業です。
ですので、安心した不動産会社で、条件を含めてざっくばらんに相談してみる事をおすすめします。
不動産知識や情報が張り巡らされたネットワークを持っている不動産会社であればきっと、お客様のご予算にも条件にも合致した賃貸物件をご紹介してくれるでしょう。
しかしながらここからが最重要ポイントです。
お客様の条件に対してしっかりプロの不動産アドバイザーとしてアドバイスをしっかりしてくれる不動産会社を選定しないといけないという事です。もし、お客様が初期費用が安い物件を探してほしいと要望したとしましょう。
その不動産アドバイザーが、そのままお客様のご要望の物件をストレートに紹介する会社もあれば、しっかりとその場合のリスクを説明したうえでお客様にしっかり判断できるだけの材料を準備してわかりやすく説明してくれる
不動産会社であるかには、点と地ほどの差があります。
部屋物語は、その点、お客様のご要望を100%一旦お聞きした上で
その条件でお探しした場合のご紹介可能な物件とアドバイザーしての提案の部分としっかり二パターン準備したうえで、お客様とお話をします。