202230June TIPS【7月-12月】部屋探しにピッタリの時期はいつ?月別で徹底解説!~後編~
賃貸のお部屋探しに適した時期をご存じですか?
日用品や食材が時期によって値段が変わるように、賃貸物件の家賃も時期によって変わるのです。
もちろん、高くても安くても契約時に提示されていた部屋の金額でずっと払い続けていきます。
また部屋探しをする時期によって物件の量・質も変わります。
今回はそれぞれの時期での賃料物件の家賃や物件量などの傾向をご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
またより細かくお伝えしたいので前後半でお届け!
後半では7月~12月までの解説を致します。
またお電話( 03-3212-5565 )でもご相談可能です。
■まずは
まず賃貸借契約を行う上で、知っておくべきことをお伝えします。
不動産屋に行く時期は、『入居したい日の1か月前~2週間前』までに行きましょう。
これには理由があり、賃貸物件を借りるときには申込から2週間後に契約開始日を設定されることがほとんどだからです。
もちろん3週間後、10日後などの交渉もできますが、繁忙期や人気な物件であればあるほど交渉に応じてもらえない可能性が高いです。
また1か月以上前に部屋探しを行うと、退去前のお部屋(前の住人が住んでいる状態の部屋)ばかりで内見できないことが多いです。
この様な物件は「先行申込」「先行契約」などで未内見のまま申込を行うこともできます。
この様に概ね1か月前には探し始めた方が良い。ということを理解した上で、いよいよ本題の月別でのお部屋探しにピッタリな時期を解説していきます!
それぞれの時期にメリット・デメリットが存在し、それを今回は「家賃」「物件の量・質」それらを踏まえた「その時期に探すポイント」に分けてお伝えします。
■7-9月
夏の暑い時期、ずばりファミリー層が動きやすい時期です。
理由はお子様の夏休みやお盆でご両親のお仕事お休みなど、引っ越しのスケジュールが立てやすい時期だからです。
また海外での新学期は9月からです。その為8月には卒業式を終え、新しく日本でお勤めになる方の来日、もしくはお勤め先での法人契約件数が跳ね上がります。
外国籍の方目線ではこの時期が繫忙期というわけです。
【7月8月9月の家賃】
年間で比較的一番安くなりやすい時期、特に単身の方向けはその傾向が強いです。
※しかし首都部などそもそもの需要が高い人気物件・人気エリアは年中同じような価格なことが多いです。
下がる幅は大きくても~5000円、家賃が単身10万を超えるようなものであれば運が良ければ1万円程度減額するかもしれません。
ただしこれも、築浅で一等地にあるが室内が狭くて人気が出ない。みたく入居希望者があまりいない物件の方が下がり幅は大きいです。
またファミリータイプの場合は、物件自体の母数が単身物件に比べると少ないため家賃の振り幅は単身物件ほど大きくはありません。
【7月8月9月の物件の量・質】
物件の量は年間で一番少ないと言われています。
これはよく考えれば当然なのですが、引っ越しをする方が少ない。つまり退去する方も少ないので、新しいお部屋の募集はなかなか出にくいという状況です。
質は比較的良いでしょう。
ただし「いい部屋があれば引っ越したい」という方が最も増える時期です。
皆さん引っ越しを急いでいないので競争率自体は低いのですが、良い物件をじっと狙っている人たちが多いのです。
その為、良い物件が出たらその瞬間に申込が入りやすいです。
比較的良い物件が多い時期ですが、とびきり条件の良い物件はすぐなくなります。注意が必要です。
【7月8月9月にお部屋を探すときのポイント】
「ご自身の条件をしっかりと決める」です。
先程お伝えした通り、7月8月9月は「良い物件があれば引っ越したい」という方が多く皆さんゆっくり探されています。
だからこそ不動産屋から客観視してお客様にぴったり!とても良い物件があったとしても…
「もう少し待ったらもっといい物件が出てくるかもしれない」
「部屋は完璧だけど、あと少し駅に近ければ…」
「築浅物件で、場所は理想通り!でもやっぱり新築がいいな」
と、あともう少しもう少し!とどんどん希望条件が膨らんでいくお客様が多いです。
そしてそのまま先延ばしにしてしまい、お部屋探しをする人がたくさん集まってゆっくり部屋を決められない繁忙期になり、一度見た物件よりも条件が悪い物件になってしまうことがあります。
あくまで例え話ですが、物件探しは恋人探しに似ており、100点満点の物件はなかなかありません。
どこを妥協できるのか、または絶対に譲れないポイントは何なのか。そこを見極めて、
軸を作るとあなたにとって100点に近いお部屋に会えた時に、逃さずに捕まえることができるでしょう。
まずは「場所」「家賃」「築年数」この中で一番欠かせない条件を1つ選んでみて下さい。
またお電話( 03-3212-5565 )でもご相談可能です。
■10-12月
少しずつ寒くなり、繁忙期直前期。
9月もですが秋は転勤シーズン。法人様の名義でのお部屋探しが増えます。
企業様にもよりますが、福利厚生や規約により家賃・初期費用などをお勤め先の企業様がお支払いして頂ける方が多いです。
繁忙期ほどではありませんが転勤に慣れている方は、部屋をきめるのがとても速いです。お仕事が忙しくて探している暇がない、みたいな方もいらっしゃいます。
その為、都心部のお部屋は人気が高まります。
【10月11月12月の家賃】
徐々に上がってくる時期です。
またキャンペーンなども特に多くはありません。
そこまで多くはないものの、法人様で契約の場合、初期費用を企業側で支払う事も多いので、敷金礼金が高く設定されていることもあります。
あとはこの10-12月を逃すと繁忙期に入り、家賃が高くなる傾向が強まるのでここから右肩上がりで費用はあがると思って頂いて相違はありません。
【10月11月12月の物件の量・質】
こちらも徐々に増えていきます。
やはり転勤での移動で退去される方など、まだ繫忙期ほどの量ではありませんが少しずつ増える傾向にあります。
また1・2月の新築物件情報などもちらほら出始めるので、入居時期よりも必ず新築が良いという方は12月や年末に少し探してみても良いかもしれません。
(新築物件は入居日を指定されているので、契約開始を伸ばす交渉はとても難しいです)
【10月11月12月にお部屋を探すときのポイント】
「すばやい決断と、あきらめる事」です!
法人での契約の方は、決断が早い。
加えて、費用を会社が負担してくださるので比較的、家賃が高いグレードの高い物件を選ぶ傾向が強いように感じます。
また転勤族の方は、以前住んでいたシリーズマンションと同シリーズであれば「何となくわかるから」と遠方から未内見で、電話だけで部屋を決めてしまう方もおりました。
つまりグレードの高いマンションかつ単身だと、繫忙期前ですが申込が入るスピードが速いのです。
良い条件の物件に出会った後はどうしても心に残り「あの物件と同じかそれよりいいものを…」と、その物件が頭に残り、なんだか他のお部屋のネガティブな部分ばかり目に入ってしますお客様が多いです。
無くなってしまった物件のことは別部屋がないか。など必要な事項はしっかり確認した上で、それでもない場合はきっぱり諦めることも大事です。
この時期を逃すと年明けから繫忙期に入り物件量は多いが、よりすばやい決断を強いられてしまいます。
またお部屋によっては家賃も上がるでしょう。
皆さんご注意ください。
まとめ
今回は「部屋探しにピッタリの時期はいつ?月別で徹底解説!~後編~」を解説していきました。
閑散期と呼ばれる夏~秋頃お話しでした。
それぞれの時期に探すポイントが隠れているのでぜひ見極めてくださいね。
またお電話( 03-3212-5565 )でもご相談可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ!