20187July TIPS【台東区 治安情報】東京都23区の治安について
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今回は、「台東区」の治安情報について、皆様に情報をお届け致します。まずは、基本情報からご覧ください。
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【台東区 基本情報】
■人口：186,300人
■面積：10.08k㎡
■犯罪発生率（面積×人口×件数）：1.83％
■犯罪形態
・自転車盗（679件）
・粗暴犯（173件）
・侵入窃盗（102件）
【江戸の伝統を継承する東京の下町 台東区】
台東区は23区で最も面積が小さく、上野や浅草など東京の下町を代表する街があります。
浅草の浅草寺など世界的にも有名な観光地も多数あり、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れています。
そんな台東区では指物、仏壇、江戸簾、漆器などの古くから受け継がれてきた伝統工芸も盛んです。
【治安状況と改善のための取り組み】
台東区は東京23区の中では事件密度が高いほうです。その中でも特に犯罪件数が多いエリアが浅草と上野です。観光や遊びで人が集中する地域であり、世界中から文化の違う人々が集まるので犯罪が起きやすくなってしまうと考えられます。
また、台東区は生活保護率が高く、平均所得は低くはないのですが生活保護率が23区内で1位となっており、北区に次いで高齢者が多いことや、日雇い労働者が多いことなどが要因であると考えられます。
台東区の治安改善へ向けた取り組みとしては、子ども安全巡回パトロール（365日）や青色回転灯付パトロール、安全・安心リーダー講習会などを実施しています。
二次被害を防ぐ犯罪発生時の対策としてもたいとう安全・安心電子飛脚便（携帯電話、パソコンへのメール配信）、たいとう安全・安心かわら版（町会等にFAXし、町会掲示板等へ掲出）、CATV緊急情報告知システム、「生活安全ニュース」配布、区政情報モニターによる情報発信など、積極的な犯罪情報の発信を行っています。
また、昔から続く悪い文化として暴力団の存在があるため、暴力団追放キャンペーンや暴力団追放都市宣言、振り込め詐欺防止の金融機関等への啓発、「台東区暴力団排除条例」制定・施行など他区にはあまり見られないほど、暴力団に対する対策が多く実施されています。
【家賃相場と人気エリア】
台東区は下町のイメージが強いため家賃が安くてお得なエリアだと思われがちですが、台東区の一人暮らし向けの家賃相場は9.39万円と、場所にもよりますが実は新宿区と同レベルか少し高いくらいです。
人気エリア①: 田原町
浅草駅から1駅の距離にある田原町は、問屋街のため観光客が少なく、住宅地がメインなのでとても静かなエリアです。
徒歩圏内に上野や浅草があり日々の買い物は便利ですし、通勤・通学の際も銀座線を使うと座って通勤できる可能性は高いです。
人気エリア②: 入谷
上野と鴬谷にほど近い場所にある入谷は繁華街に挟まれているため、あまり治安が良くなさそうに感じると思いますが、入谷に近い下谷や根岸エリアは台東区の中でも治安は良いエリアです。
周辺は商店街があり、スーパーも多いため日常生活は便利です。
上野や鴬谷へは徒歩圏内で、家賃も台東区では最安なので大変オススメのエリアです。
人気エリア③: 蔵前
蔵前は少し前までは地味な住宅街で、おもちゃ会社の本社があるくらいの存在でしたが、近年の再開発で様相が一変しました。
江戸の名残ある町並みとリノベーション物件のモダンさが融合し、オシャレなカフェやバー、オフィスが多く今やクリエイターに人気が高い街となっています。
隅田川沿いにある蔵前駅は都営浅草線と都営大江戸線が使え、都心までのアクセスは便利です。スーパーは少ないですが、浅草も徒歩圏なので日常生活は困りません。
【総括】
人が集まるところに犯罪が多いと言いますが、あながち間違いではありません。
台東区は都心へのアクセスも優れていますし、日本の良い風情も感じられる街です。
しかしエリアによっては犯罪件数が多く治安が良くない地区もありますので、物件を探す際には治安面を十分に考慮しましょう。
【もっと知りたい方へ】
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