201811Mar TIPS【家飲み文化に間取りは重要ですか?】家飲みにおすすめな間取り 1K編
お部屋探しの数だけ物語がある。部屋物語。
今回は、昨今大注目の「家飲み」についての記事を記載いたします。
学生さんだけではない、最近では、社会人の方も「家飲み」文化が流行りの傾向にあるという情報をキャッチしました。
「家飲み」の良さは、何と言ってもプライベート空間を演出する事が可能ですので、仲間が集まれば他の人達を気にすることなく楽しむ事ができる点と、仲間で話をしながら料理を作りますの、食べる前からのコミュニケーションが楽しかったり、作った料理について話をしたり、話題が尽きる事はなさそうですよね。
「家飲み」のオモテナシは、いくつもあると思いますが、楽しく盛り上がるポイントが実は間取りにもあるとしたらどうでしょうか。
そこで学生さんや新社会人の方が多く住んでいそうな1Kの間取りの選び方をご紹介いたします。
【ポイント】
1Kの間取りの場合は面積が限られていますので、人が集まるスペースを確保する必要があります。
部屋とつながるキッチンスペースとの関係を有効活用した方法を考える事で身近な仲間を集めて「家飲み」ができそうですね。
では、さっそく間取りをご紹介しましょう。広さは20㎡~25㎡を参考に考えてみました。
■キッチンスペースと玄関が同じ空間-1
よく見る1Kの間取りでは、細い廊下状になっているということが多いですが、これだとキッチンに立っていると出入りする友達の邪魔になります。
しかし、この間取りの場合はキッチンの配置が玄関からの動線と重ならないので、部屋への出入りもキッチンでの作業もスムーズに行えます。
またユニットバスの位置も分かりやすくていいですね。25㎡以下の間取りですが、引き戸を開けておけばスペースも比較的広く使えますね。
■キッチンスペースと玄関が同じ空間-2
廊下にキッチンがあるタイプの間取りは友達の出入りがしにくいと上に書きましたが、これくらい広ければ大丈夫です。また、キッチンの位置も奥のほうになっているので、キッチンでの作業も集中しやすいですね。
ユニットバスの位置も玄関を入ってすぐ、と分かりやすいですし、音が気にならないで良いですね。上の間取りと同じように、キッチンスペースと部屋は引き戸でつなげれば、スペースを広く使うことができます。
部屋が5畳と狭くなっていますが、クローゼットがちゃんとありますし、広い廊下のスペースに本棚くらいは置けそうです。部屋のほうはなるべく物を置かないようにすれば、友達が来ても窮屈な感じはしないと思います。
■部屋からキッチンスペースに入るタイプ
玄関を開けたらキッチンスペースは経由せずに、すぐに部屋に入ることができます。トイレの位置も玄関近く、さらにお風呂とは別なのでプライベートなスペースを見られたくない人にはオススメです。
部屋とキッチンスペースの間に扉はなく、目隠しの壁がちょうど良い具合に配置されています。丸見えではないけれど、会話はしやすいように配慮されていますね。全体のかたちがL型で人が集まりにくいように見えますが、廊下がない分部屋が広いです。クローゼットのあるコーナーはプライベートのものを置いて、あとは広く使えるような家具の配置をしてみてはいかがでしょうか。ただし、部屋にこれだけ気を使ったのに、大きなベッドを置いてしまったりしないように!寝具はお布団か、ソファにも使えるタイプの簡単なコンパクトなベッドが良いですね。
ちょっとしたことで人はそのスペースに快適さを感じて、集まりたくなるものです。一度家飲みが盛り上がれば、一気に人気者間違いなし!いつも「○○の家で飲もう!」と言われてうれしい悲鳴が続くことになるかもしれませんね。